【報告】第20回 短編小説読書会(太宰治『葉桜と魔笛』)

2024年2月16日(金)第20回目の短編小説読書会を行いました。

参加者は9名で、今までの読書会の中でも最多レベルで多い人数です。

それだけでなく、女性3名・学生3名・外国籍1名など、内訳もバラエティに富んだメンバーでした。

 

今回の課題分は太宰治『葉桜と魔笛』。

参加者からのリクエストを受けてのセレクトでした。

 

今回のお品書きは以下の通りです。

①この作品にあなたが点数をつけると何点ですか?またその理由は?

②気になった箇所は?

 

参加者が多いだけあって、多種多様な見方がありました。

・妹は手紙を見つけてもらうつもりでいたのでは?

日露戦争って物語にどう関係している?

・聞こえてくる口笛が神のおかげだと思えない理由は?

・口笛を魔笛と表現している理由は?

何度読んでも違った見方ができる、味わい深い作品だと思います。

 

次回読書会の日時は不明ですが、課題文は先に決まりました。

次回課題文:『復讐』(三島由紀夫

青空文庫にはないので、図書館等で探して読んできてください。

 

皆さんの参加をお待ちしております。